12月16日、中国本土において千葉雄大初のファンミーティングが上海で開催されました。無敵の童顔と謙虚な性格を併せ持つ千葉さんは中国でも人気が高く、ファンから「78小天使」という愛称で呼ばれています。2018年は『高嶺の花』で手段を問わない色男や、『プリティが多すぎる』で「“かわいい”を理解できない」堅物な野心家など多彩な役を演じてきて、かわいいだけじゃない魅力を見せました。来年で30歳という節目を前にして、どんどん変わっていきたいという千葉さんの決心がひしひしと感じます。
そんな千葉さんを、VoiceVisionはこの度独占インタビューしてきました!その様子をお届けいたしましょう——
上海についての印象と、初めての上海ファンミーティングを終えての感想を聞かせてください。
上海は初めて来たんですけど、すっごく都会ですね。僕初めてだったので、どれくらいの方がいらっしゃってくれるとか、どれくらい僕のことを知ってるのかなっていうのを分からなかったので、ちょっと不安な部分もあったんですけど。でも、皆さんすごく暖かく迎えてくださったので、本当に嬉しかったです。
この間「世界ふしぎ発見!」で千葉さんはミステリーハンターとしてエジプトを訪ねましたが、その際何か印象に残ったエピソードがありましたか?
エジプトの歴史は本当に僕が小さい頃から大好きで、ずっと行きたかった所なのですごく嬉しかったです。ピラミッドの中とか、発掘中の遺跡とか、普通の観光では入れない場所にも入れて頂いたりとかしたので、それはすごくexcitingでした。
千葉さんから見ると、エジプトの魅力とは何だと思いますか?
魅力か。僕はエジプトのスペシャリストではないんですけど。でもまだ分からないことがすごくたくさんあって、そこが本当にもっと知りたいなって思うところが魅力な歴史じゃないかなと思います。
ドラマ『プリティが多すぎる』は中国でも配信されています。千葉さんが演じられる新見佳孝(通称:南吉)は「“かわいい”を理解できない」人間に対して、千葉さんご自身はファンの方から「かわいさで出来てる」と言われます。演じる上で何か違和感を感じたりしますか?
普段はね、やっぱり「かわいい、かわいい」と言われて生きてるんですけど(笑)普段の皆さんが思ってるのとはギャップのある役だったとは思うんですけど、でも違和感はそんなになかったですね。本当に僕は来年30歳になるので、もう大人なので。どっちかっていうと、南吉の性格的な部分がもしかしたら近いのかもしれないんですし。でもモデルとかもやってたので、雑誌のことだったりとかは南吉よりは少し分かってたりしたので、なんか自分がやってきたことと、いま役者としてやるものがすごくリンクしてる気がして、すごく思い入れのある役ではありますね。
千葉さんご自身は「かわいい」についてどう捉えますか?
「かわいい」っていう単語は世界でもわりと通じる日本語だと思うんです。でも人によって受け取り方がすごくたくさんあっていい言葉なんじゃないかなとは日本人として思ってます。たとえば、ポップでカラフルなものは「かわいい」でもいいし、動物とかに対してもいいし、僕みたいな30の男に対してでもいいし。なんか本当に自分が思ったものに対して信念を貫ければいい、素敵な単語じゃないかなとは思います。
ドラマの中の『PiPin』は主に原宿ファッションを取り上げている雑誌なんですけど、モデル出身の千葉さんご自身のファッションタイプは何でしょうか?何かこだわりのポイントがあれば教えてください。
僕はけっこう普段モノトーンが多いです、黒とか白とか。中にちょっと一色赤とか入れたりして、わりとシンプルなのが多い気がしますね。
今日履いてる靴はすごくスペシャルだと思いますね。
あっ、本当ですか?(底の部分)はちょっとごつごつしてて、でもすごく軽いんですよ。かわいいですか?
はい、かわいいです。
ありがとうございます(笑)
南吉は文芸畑からファッション誌に移動して、はじめはかなりあたふたしていました。千葉さんは芸能人として、まったく新しい環境に置かれたり異文化に触れる機会が多いと思いますが、こういう時はどうやって克服しますか?
2018年はけっこう外国に行く機会がたくさんあって、知らない土地に行くことが多かったんですけど。その時はやっぱりその土地の文化に触れることを最優先として、自分が日本でやってる生活スタイルを変えてそこの土地に合わせたりとか、そういう合わせる作業っていうのはすごく大事だなと思ってて。知らないこととか、新しいことに挑戦する時っていうのは、不安が伴うものだと思うんです。でも、その時でもやっぱり誰かのためにとか、自分がやりたい気持ちとか、困った時にはそういう一番最初に思った気持ちを思い出してまた頑張るようにしています。
千葉さんは幼少時代から『スーパー戦隊』シリーズが好きで見ていたとお伺いしましたが、デビュー作の『天装戦隊ゴセイジャー』の主役に抜擢された時はどういうご心境でしたか?
ああ、それはすごく嬉しかったですね。僕はもともと映画が好きだったりして役者という仕事を始めたので、なんかその一歩として、戦隊ヒーローっていうたくさんのことを吸収できる現場っていうのはすごく嬉しかったですし。あとは、いま振り返っても、すごく海外でも見てもらえたりして、そこは本当に嬉しいなって改めて思います。
千葉さんは映画『妖怪ウォッチシャドウサイド鬼王の復活』や洋画『ピーターラビット』で声優をされた経験があります。声を当てることと、実際に演じることと何か違いを感じたりしますか?どっちが難しいと思いますか?
もちろんどっちも難しいことはあると思うんですけど。ただやっぱり声優の部分だと表情が伝わらないので、顔とか動きで表現が出来ない分、声だけで表すっていうのはすごく難しいことだとは思います。でも、わりとプロセスとしてはあんまり普段やってるお芝居と変わらなくて、そのマンガだったりアニメだったりの登場人物の気持ちに寄り添って、セリフを吹き込むっていう作業は普通にお芝居する時と変わらないことだと思います。
先ほどのイベントで、俳優としてはこれから色っぽい役に挑戦したいと仰いましたが、また声優としては何か挑戦してみたい役はありますか?
僕は『ポケモン』が好きなんです。『ポケモン』の声優をやったことはあるんです。ただ、ポケモンの声はやったことないので、鳴き声やりたいですね。あとはハリウッドの俳優さんの吹き替えとかもやってみたいです。
最後に、中国ファンの皆さんへのメッセージをお願いいたします。
初めて上海に来ることが出来て本当に嬉しく思います。そしてテレビをご覧になってくださってる皆さんにも、僕の気持ちが伝わればいいなと思います。再見,我愛你們,麼麼噠!(^з^)
ありがとうございました!
Photo & Text by VoiceVision声顔組
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